2011年10月25日

積み木の「あそび方」とは?

「このおもちゃ、前に別のおもちゃ屋さんで買ったんですけど
あそび方がわからないんです。教えてください。」とご相談を受けることがあります。
とくに多いのはスイス・ネフ社の積み木に関するもので、決して商品は安いものではないのですが
「人にいいって聞いたから・有名だから・インテリアにもなるから・何となく勢いで‥」
という理由で購入した方が多いようです。

私たちもおもちゃの世界に興味を持つきっかけになったのはネフ社の積み木です。
前の職場では毎日のように積み木のパフォーマンスをして
「いいおもちゃの代表」のようにご紹介していましたし、
千葉に戻って今のお店を始めた頃は、
毎日午後2時から「ネフのパフォーマンス」の時間にしよう!と決めていたくらいです。

しかしお店を始めて、毎日いろいろなお子さんに接しているうちに、
だんだんとおもちゃに対する考え方が変わってきました。
今も自分たちの想いとともに、お店に置きたいおもちゃは日々変化し続けています。

ネフの積み木はもちろん今でも好き(ゆかいなさかなのイチオシは「リグノ」)ですが、
他にも紹介していきたいおもちゃはたくさんあります。
そして、今は子どもに与えるおもちゃに大人の想いを押し付けてしまうのではなく、
子どもの要求に応えてくれるおもちゃを、大人がしっかりと選んで与えてあげて欲しいと思っています。

今でも時々「イベントでネフの積木のパフォーマンスをしてください」と依頼を受け、
くろちゃんは出張することがありますが、
「手品みたいでかっこいい。買って同じパフォーマンスを自分の子どもの前でできるようになりたい!!」
と言う大人の方が結構いらっしゃいます。
かっこいい、と思ってくれるのは嬉しいことですが、積み木は決して手品の道具ではありません。
「同じことをやりたい」という想いが強すぎると、いざ購入したものの手が動かなくなってしまい、
結局箱にしまったまま、になってしまうことが多いようです。

パフォーマンスをそのまま再現しようとか、うまく出来るようになろうなんて思う必要はありません。
やはり「かっこいい」の感想の後に実際にあそんでみて「おもしろい!!もっともっとあそびたい!!」
という感想を持って購入に至って欲しいものです。
パフォーマンスをビデオに撮って一生懸命覚えて練習するのもお子さんの為だとは思いますが、
その行為こそあそびの幅を限定させてしまっている気がします。

積木だからといって積むだけがお子さんのあそびではありません。ごっこあそびの中で、
また他のおもちゃと自由に組み合わせて更に世界を広げていけるよう、
大人は見守ってあげるところから、でいいのだと思います。

また高い積木なのに子どもにあそばせると傷や凹みができる、もったいなくで出せない!」
という方もいらっしゃいますが、それこそ一番もったいないことではないでしょうか。

neaf-tsumiki.JPG
写真はプレイスペースに置いているネフの積み木、中には10年以上使用しているものもあります。

posted by 0330yukainasakana0513 at 15:38| Comment(1) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
でも、カッコイイです。くろさんのパフォーマンス。
「やってみたい!」と思わせるだけの魅力があるのです。
#と言わずにはおけなかったので。

もったいないから遊ばない、のが一番おもちゃにとってもったいない。その通りだと思います。
といいつつ、ウチのネフもちょっともったいないことになっていますんで、遊ばないといけませんね…
Posted by くしばくしば at 2011年10月25日 21:48
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。

この記事へのトラックバック
×

この広告は1年以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。